朝のホームコンサートのシリーズも今日で第33回目です。下記のプログラムを演奏致しました。
Anderson: “The Syncopated Clock”, “ The Typewriter”
Gershwin: “Rhapsody in Blue”
Prokofieff: “Peter and the Wolf”
夏休み中なのでムスメも出演。客席もに子供達用に椅子以外に床にクッションを置いた席(カジュアルに楽しんで頂こうかという気持ちからというのと、椅子も足りなかったという理由ゆえ)をご用意。
演奏はまずはアンダーソンのチャーミングな小品から。ムスメがオモチャのパーカッションで効果音に協力しました。
お次にピアノソロで私の『ラプソディーインブルー』の熱演の後にはいよいよお待ちかねのプロコフィエフの『ピーターと狼』の始まりです。
ムスメがナレーションを担当。ぬいぐるみや手作りのオオカミなど駆使し演出のアイディアも満載。朗読も堂々として情感たっぷりに。この夏の特訓の成果です!
「おじいさん」の小言は私が担当、「ピーター」と「ハンター」はムスメが扮しました。ハンターのこの帽子とサングラスはムスメの案だったのですが、この愉快な格好やあちこちに散りばめられたユーモアのアイディアが功を奏し会場は終始笑顔に包まれておりました(作戦大成功!)。
大いに盛り上がってスタンディングオベーションを頂き、アンコールにはムスメのバイオリンとのデュオで『You Raise Me Up』を演奏(ムスメはこれが一番緊張したのだそうです)。
お客様に喜んで頂けてとても幸せでした。
大人達は例によってテーブルを囲みリフレッシュメントの時間となりました。今日は40名を超えるお客様が集い、私の手作りした定番のプリンも瞬く間に気持ち良く全てお召し上がり頂いちゃいました。
また今日はゲストが2名もシャンパンを持って来てくださりオレンジジュースと合わせたミモザを作ってくださったのですが(プラスティック製のシャンパングラスも持って来てくださいました!)暑いこの季節にぴったりで、私も後で是非一口頂きたいなと思っていたらあっという間にボトルは空に(笑)。
一方子供達もそれぞれに楽しそうだったのでありました。
お客様をお見送りし後片付けも済ませホッと一息。「成功して本当に良かったね!でも終わっちゃったねぇ。もうピーターのこと考えなくていいんだなんて、何だか淋しくない?」と私が呟くとムスメも「うん、いま、もんちゃんもそれを考えていたの、まま!」とムスメも頷きそっとハグして健闘を讃え合ったのでした。この夏にムスメと一緒に頑張ってコンサートを手作りしたことは、きっとお互いに一生忘れないだろうな♪