今日はRonald Reagan Presidential Library and Museumへ出掛けて参りました。
見晴らしの良い小高い丘の上に建っている為、こうして庭の散歩も愉しめます。
このミュージアム見学後には誰もが一層尊敬し大好きにならずにはおれないレーガン大統領とナンシー夫人の像と共に記念撮影など。
大統領在任中より魅力に溢れた人物であることを感じていたのですが、ヤンチャな幼い頃やハンサムな俳優時代、勤勉で誠実なその後のお写真の数々を拝見し改めてレーガン大統領の愛すべき稀有な魅力を再確認。
大変なメモ魔でいらして細かく几帳面な文字で常に記録を残していたご様子。
練られたスピーチの台詞の手書きの原稿も沢山残されており、繰り返し練習されたのであろう真摯な姿勢が容易に想像出来、名演説はこうして生まれてきたのねと納得出来ました。
大統領就任後僅か8ヶ月で襲撃され重傷を負った時の感動的な台詞!真っ直ぐな眼差しを持った方だと感じておりましたがその理由が垣間見えるよう。
当時のホワイトハウス執務室をそっくり再現したのがこちらです♪
そっと置かれたジャーの中には好物として知られたゼリービーンズが(お土産屋さんの売店でもゼリービーンズが販売されておりましたヨ)。
レーガン大統領が搭乗したエアーフォース ワンやヘリコプターがそのまま展示されているコーナーでは乗り物の中に入り見学することも出来るの。
私が4歳からピアノを習っていたスズキメソードでは毎年10人の子供(バイオリン8人、チェロ1人、ピアノ1人)が選抜され2ヶ月弱にも及ぶアメリカ演奏旅行の機会が与えられていたのですが、1964年から1994年まで30回続いたその「テンチルドレン」と呼ばれたシリーズの第16回ツアー(1980年)に参加させて頂いたまさにその時が大統領選挙と丁度重なっていて、ホームステイをさせて頂いたあちこちのご家庭で選挙への関心の高さや盛り上がる様子などを実際に見てきたのでした。滞在したどのご家庭でもレーガン大統領を応援していて(何れの奥様達も「彼は素敵よ〜。」とウットリされておられたことも記憶に鮮やかで「ご婦人方に人気があるのだなぁ。」と子供ながらに感心したものでした) 遂にレーガン大統領が勝利した瞬間のホストファミリーの興奮ぶりも忘れられません。
今日はレーガン大統領就任後の偉大な功績をじっくりと学べ、ドイツ留学の僅か数年前に起こったベルリンの壁崩壊の歴史的事件も感動と共に振り返り、その時のレーガン大統領の演説もビデオで聞き入り、ナンシー夫人との理想のご夫婦ぶりも眩しく、目頭が熱くなったり感動するのに忙しく、いつまでも余韻を残す一日になりました!