指揮者のValerieに依頼されたラフマニノフのパガニーニの主題によるラプソディーのピアノソロパートをオーケストラにリハーサルで担当するのは一応本日までの3回というお話出会ったため、私がこの曲にお付き合いするのもこれが最後であるかとこの最終リハーサルに向けては一層熱を込めて準備&演奏を頑張ってしまいました。
オーケストラの団員の皆様からは心のこもったカードなどなど。
団員の皆さん、フレンドリーで温かなのであります。他に個々にも色々なプレゼントをくださって私を悦ばせようとしてくださいまして、CDやら
昭和の女のワタクシには懐かしさを感じるカセットテープ(!)の豪華セットやらやら
年季の入った楽譜(!!)やら
日本語の解説付きの名曲集の楽譜まで(!?)。
「あなたのソロ&アンサンブルの能力の高さと音楽的才能を本当〜に愛してるわ!」とValerieに熱きハグをいっぱいしてもらい、ああ、よかった!自分の任務を一つ果たしたなと重責から解かれ少々安堵の気持ちでいたところ、なんと日本から件の優秀なる若きソリストの方がいらっしゃる翌日に予定していたリハーサルの会場がどうしても取れないと仰る。こちらのオーケストラの普段のリハーサルも本番も年間を通して月曜日の夜と決まっており、その旨2年前より日本サイドにもお伝えしておきましたのに彼女がいらっしゃるのは水曜日なのでありました。木曜日が出来ないとなれば金曜日は祭日、土日は週末。。。月曜日は本番。ということで当日のみの合わせでこの難曲を本番にかけることになってしまいます。
「来週の月曜日もLica、もう一度付き合って」と再び懇願されてしまった次第ですが、私ばかり4度もリハーサルをしてもねぇ。来週こそは当人がリハーサルをしないことにはどうにも。
。。。なので私が全力で会場を探す努力をしてみます。どうか日本からのソリストの方がオーケストラと木曜日にリハーサルが出来ますように!!!