Music Teachers' Association of California主催のCertificate of Merit試験にバイオリン部門 Grade 4 (何の、まだまだ初級ですの)で参加するムスメは演奏曲目の練習やテオリーの筆記試験の準備やらに励んでまいりましたがとうとう試験当日の朝を迎えたのでございました。特に終盤ラストスパートにおけるワタクシの地獄の特訓にも耐え健気に頑張ったムスメの根性を讃え、ムスメの好物のベーコンエッグのトースト添えの朝食で景気付けなど (半熟の黄身にトーストを浸していただくのが、もうとっても大好きなのですって)。
家で最後の通し稽古と音楽表現の総確認 (好きな言葉=「念には念を入れよ」)を済ませた後、試験会場のSaddleback Collegeへと向かったのでした。
試験は指定の長調と短調音階、アルペジオ、エチュード1曲、自由曲2曲の演奏試験に加えて筆記試験と聴き取りのテストまで満遍なく、なかなかの長丁場なのです。
早目に到着し少し休憩したり勉強したりした後に、先に筆記を済ませてしまいましょうとノンビリ構えて考えていたところ、同じDana先生のクラスの高校生の生徒さんがスポーツで指を壊し棄権したため「その空いた時間にJaneが演奏してはどうか」と強い調子で勧められ、急遽早い時間に弾くことになってしまったのには母娘でドギマギしたけれども、この思いがけない展開によりムスメは本来15分の持ち時間だったところを倍の時間いただいて、用意していた長い楽曲をどこもカットされることなくお終いまでゆっくり聴いていただけたのは大変嬉しいことでした。
私はムスメの伴奏をしたのですが、自由曲の伴奏は勿論のこと、本来無伴奏のエチュードにも即興で伴奏を付けました。これはレッスンの時にもいつもやっている私の特技なの。Dana先生が試験の時も是非弾くようにと仰ってくださったので安心してご披露を♪
演奏が無事終わったので気分を変えてオヤツでもいただきながら少しテオリーの勉強の復習を致しませう。
1時間かけてゆっくりと問題を解くことが出来るとのことなので私はその間リラックスして過ごさせていただきましょうっと。
あら、ふと気づけば周りには私とご同様の状況のご父兄がそこここに。
試験を全て終了させたムスメに優しく労いの言葉をかけてくださるDana先生です。
試験が終わったのに再び受付に向かうムスメにナゼ?と訝りながら後を追うと、どうやら.受付のテーブルに置かれていたゼリービーンズが気になって仕方がなかったみたい(笑)。
「いただいても良いですか」とムスメがはにかみながら小声でお尋ねし「勿論よ」と受付の方からお許しが出ると20個位ゴッソリいただいてしまったのを見てギョッとしたワタクシ。。。
車の中で色々なフレーバーを愉しみ満面の笑顔のムスメに半ば呆れておりますと「まま、たべる?」。。。いただきました、ハイ (お味が一つずつハッキリと違っていて美味しいのネ)。