今日は聖土曜日。何と言ったってキリストが復活するんですからそりゃもう大変です。ミサだって3時間の覚悟です。クワイヤーはさらにその前に1時間のリハーサルもこなします。Brenda様の命により皆が持ち寄った差し入れもリハーサル室のテーブルにズラリと並び。私は一番得意で自信のあるプリンを焼いてお持ちすることにしました。我が愛しのプリンよ、いつもお世話になっておりマス (※ そして大好評だったのは言うまでもなく。エヘン)。ミサが終わり、くつろぎのひと時。時は既に深夜近くです。ワインのボトルもどんどん開けられて☆
聖木曜日からイースターにかけて並べられる音楽の持つ力にはいつも感動を覚えます。
普段だったら過激だったり過剰だったりする程の強い歌詞が少しも違和感なく歌う者、弾く者、聴く者の心情と自然に合致するの。
聖木曜日の音楽は親和、優しさ、予感
聖金曜日の音楽は痛み、罪の重さ、絶望
聖土曜日の音楽は静謐、期待、歓喜
イースターは勝利、栄光を讃える気持ち
。。。と、こんな風に気持ちを運んで行くのでした。毎年この一連のことを繰り返していることが自分自身のピアノ演奏にも大きな影響を及ぼしていることを感じます (演奏会のプログラム構成とか演奏にメッセージを持たせるとか情景、心情、ストーリーを想像し演奏で伝えることを心掛ける等)。
明日はいよいよイースターです!