拙宅での朝のホームコンサートシリーズ、2014年の最後の回はもはやすっかりお馴染みとなった常連のDavid Gilman(Clarinet)、今回初登場のRoger Johnston(Viola)と私のTrioでモーツアルトの「ケーゲルシュタット」、ブルッフの8つの小品より二曲(No.1&2)、シューマンの「おとぎ話」というプログラムで締めくくりました。アンコールはブルッフより別の一曲(No.5)を演奏。こういう渋い選曲も時にはまたなかなか良いものです。秋ですしね。
こもコンサートシリーズ、毎回演奏会の気分を反映させる色のテーマもありまして、今回は木々の葉を思わせる緑色。森のイメージなのでした。共演者には「何かグリーンのものを身につけてきてネ」ってお願いしたの (こういうの、案外みんな一緒に楽しんでくれるのよ)。
このコンサートシリーズでは毎回意欲的なプログラムを組んできて、新しいレパートリー開拓にも積極的なのですが、今回は1年の最終回ですし前の月が結構ハードだったので既に何度も弾いてきたお得意を披露しました。日本で何度も共演して私に室内楽の面白さを教えてくださったアンサンブル ミューの杉山さゆりさん(viola)、本間高さん(cl)とあちこちで演奏した思い出深い曲です。そしてさらにこの日、これらの曲に新たな思い出が加わりました。
今回ご一緒したviolaのRogerは共演者の皆さんの中で最年長者で、落ち着いたジェントルマンでいらっしゃるの。Cl.のDaveの紹介です。私のピアノをすごーく愛してくださり(他の色々な演奏会にも毎度足を運んでくださり、応援してくださるの)、このホームコンサートシリーズを続けていることをすごーく評価してくださり、一緒に出演することにも熱心で。また新しい仲間を得た思いです。嬉しいです。。。Rogerとは来年、10月のクラリネットトリオ&カルテットで共演します。
このコンサートシリーズはまずは3年計画で24回続けてみようかなと考えており、2015年のスケジュール、共演者、プログラムは既に全て決定しました。そう、ワタクシ、ヤル気に燃えているの。次回は1/28です。どうぞ乞うご期待!