昨日のblog に綴りましたオットと娘によるパンプキンカーヴィングの作業の間、実を申しますと私は殆どキッチンにいたのでした(キッチンには大きな窓があり、窓からバックヤードの様子がよく見えるのです)。
この日私はバニラカップケーキを焼きまして (バターミルクを使ったアメリカンレシピに初挑戦よ)、
冷ましてからこれらをジプロックに詰め、冷凍庫の中へ。翌朝のデコレーション作業に備えて、チョコレート(もちろん大好きなギラデリのセミスイートチョコートを使用也) を細かく刻んでおくところまでがこの日の仕事だったのでした。
そして迎えたドキドキの翌朝。早起きをしていよいよデコレーション開始です。この日は娘の学校祭がありまして、私はベイクセール用に「クマちゃんカップケーキ」を持参するボランティアにサインをしていたのでした。うぅぅ。。。プレッシャーがかかるわ。。。(←でもプレッシャーがかかると余計に燃えるタイプなの)。
まずは飾り付けるお顔をパーツの下準備から。目はミニマシュマロを、口元は大きなマシュマロをそれぞれ薄く切って真ん中に製菓用ペンで中を描きます。
耳は日本滞在中に作った時 (娘の友人のママのフランス人Karine と互いに知恵を出し、励まし合いながら作ったのだわ。あの時も学校のイベント用だったなぁ) には、ミニオレオクッキーを使ったのですけれども、な、何と今回それが手に入らず一瞬目の前が真っ暗になりかけましたが、幸いにも大判のM&Mチョコレートが丁度良さそうで、一件落着。
ここからが一番楽しいところなのです。刻んだセミチョコレートを湯煎で溶かした上に、小さなパンで温めた生クリーム、バター、コーンシロップを注いで混ぜて作ったchocolate glaze の上に、凍ったままのカップケーキを逆さに持って大胆にどっぷ〜ん。
こちらは、作業台の上の光景です。
ピンセットを使って、そーっと顔のパーツを乗せたら「クマちゃんカップケーキ」の出来上がり!
パーティーグッズ専門店には色々なサイズのケーキ用ペーペーボックス(蓋が透明で中が見えるのが嬉しいの) が置いてあって便利です。今回は「カップケーキ20個用」というのを選んで備えておりました。24個カップケーキを焼くので、家族で4つ試食可能。本当はもっと食べたい。。。でもガマン (2つはバニラカップケーキ試食、2つはデコレーション後の試食です)。
さて、出来上がったケーキをくだんの箱に詰め、学校に運んで参りました。オットが大切な箱を抱え、娘はそのまわりを駆け回り (←キケン)、そんな彼らの後ろを漂っていたのは燃え尽きて魂の抜けた抜け殻(=私) でした。
舞台登場を待つ控室の女優達の如く部屋に陳列されるホームメイドのお菓子たち。
学校祭の途中、ベイクセールのブースを覗きに行ってみたら、いきなりクマたちの姿が目に飛び込んできて心拍数の上がる私。。。
そこへお客様が。ああ、クマたちの緊張が伝わってくるではありませぬか。
。。。明日は学校祭の様子を綴りますね。