バラ、スプレー菊、ヒペリカム、リンドウ、ゴット、野いばら、イタリアンルスカス。
並べて書くと何だか楽しい呪文みたいな感じですが、これが今日作ったフラワーアレンジメントの作品に使ったお花や葉などの植物の名前の全てなんです。
今日は、もう間近なので、やはりテーマは「ハロウィン」。
フラワーアレンジメントを習うのは今日が2度目で、すごく楽しみでした。
前回に続いて今日も、まさに目からウロコな興味深く面白いことを沢山教えていただいて、持ち帰った作品は自分一人では絶対にこんな作品は発想すら得られなかったであろう大作となり、現在玄関に悠然とその存在感を放っております。
何度眺めても素敵なので、つい用もないのに玄関前をウロウロ・・・。
そもそも、2つの花器に生けて蔓をアーチのように渡してひとつの作品につなげてしまうなんて、もう、最初から驚きです。
「固くて長い茎」にしか見えなかったものが両手の指先でしごいて、しなやかなアーチに変身させたりする技も私の目には何て新鮮に映ったことか。
主役のお花があり(今回はイエローとオレンジのバラ)、それが映えるように他のもので引き立たせてあげるように生ける・・・という基本からしてなかなか難しく四苦八苦です。でも、先生がさっと直してくださるとたちまち作品が安定し、お花の色が明るく輝くのでした。ほんとうに、ちょっとした配置、茎の長さなどの違いが印象を大きく変えてしまうものなのだなぁと感心させられました。
こうしてみよう、ああしてみようとお花を差したり引っ込めたりする格闘もまた実に楽しく、こんな風な気楽な趣味を持つのもいいものだなぁと・・・。
そういえば私が今までピアノをお教えしていた大人の生徒さんで、お仕事を持ちながら趣味でいろいろな曲にどんどん挑戦して、生き生きと、とても楽しそうな方が何人もいらしたけれど、きっとこんな感覚なのだなぁと理解できてホンワリと嬉しい気持ちになったりしました。