今日は嬉しいことがありました。
Pacific Philharmonic で第1ヴァイオリンを弾かれているAyako Sugayaさんと6月の「Moment Musicale」にてかの名曲Brahms Violin Sonata No.3を共演出来ることが決定したのです。
この曲はミュンヘン留学中にバイオリンの学生と1年間みっちり勉強し、彼女のバイオリンの先生の他に私の師匠でございましたGerhard Oppitz教授 (先生は特にベートーヴェンとブラームスの演奏のスペシャリストでいらっしゃるのです)のレッスンまで受けた思い出の曲!厳しいレッスンでしたが、ブラームスの音楽のこと以外にもデュオにおけるピアノ演奏はどうあるべきかも叩き込んでいただき全てが目の覚めるような体験で忘れられません。さらには帰国後にも知人のデビューリサイタルでオペラシティリサイタルホールでこの曲を再び伴奏したこともあり、なかなかご縁の深き曲です。
久々にこの思い入れのある曲に正面から取り組めそうで喜びです。Ayakoさんはお忙しいスケジュールをやりくりされて何度も合わせをしてくださるおつもりがあるようで、もう、これは間違いなく理想の演奏を目指せてしまうに違いないのでは!?
今回、色々な不思議な偶然が重なってこのお話が決まりました。こんなこともあるのですね。神様からの思いがけないプレゼント☆